第51回関東学生空手道選手権大会

押忍。二年マネージャーの若山です。

今回は、5月28日に慶應義塾大学日吉記念館にて行われました第51回関東学生空手道選手権大会についてご報告致します。

出場選手は以下の通りです。

【男子個人形】

三年 福元

【男子個人組手】

四年 松崎 金高 佐々木

三年 加藤 田中(颯) 

二年 庄山 熊谷 三川 菊池 髙野 田中(我)

一年 阿部

【女子個人組手】

三年 白澤

二年 向後

一年 千葉 増森 反町

以上18名が出場致しました。

【男子個人形】

【男子個人組手】

今回は全日本出場が決定したメンバーに着目してご報告させていただきます。

まず初めにベスト64の田中(颯)、庄山についてご報告致します。

3年田中(颯)は、様々な技をかけながら一点一点着実に点を重ね相手に点を取らせずに3-0で一回戦を勝利。続く二回戦も相手に先取を取られたはしたものの得意の上段突きなどで点を取り返し5-2勝利。3回戦帝京の弓削選手に先取を取られ、蹴りなどで果敢に攻め続けるも逆転することができず2-3で敗退。その後全日本決定トーナメントにて2-0で勝利し、全日本への切符を手にしました。

2年庄山は、試合序盤から攻めの姿勢で中段蹴りを決めるなどし3-1で1回戦を勝利。続く2回戦では綺麗な上段蹴りや中段突きで点を重ねるも、相手からも上段蹴りをもらってしまい一進一退の攻防戦となりましたが6-4で勝利。3回戦は国士舘の山本選手に先制点を許し、試合終盤で上段蹴りを決め同点に追いつくも3-3で判定となり敗退。その後の全日本決定トーナメントでは6-0の快勝で全日本への切符を手に入れました。

続いてベスト32の熊谷、三川についご報告させていただきます。

2年熊谷は上段蹴りや中段蹴りなど様々な技を繰り出し1回戦を7-0で快勝。続く2回戦もリーチの長い得意の上段突きで先取を獲得。その後も上段突きで得点を獲得し相手に1点を許しますが2-1で勝利。3回戦は試合開始直後お互いに1点ずつ獲得し一進一退の攻防戦を広げます。残り30秒を切り相手に中段蹴りをもらい逆転されてしまいますが最後の最後まで諦めず上段蹴りを決め、6-4で勝利。4回戦も日体大の橋口選手に対し得意の上段突きで先取を獲得しいい滑り出しとなります。その後相手の動き出しの上段突きに対応することができずに点を重ねられ、攻めの姿勢をとり続けるも逆転できず2-5で敗退、ベスト32となりました。

同じく2年三川は1回戦、序盤から果敢に相手に攻め続け上段突きで先取。その後も攻めの姿勢を崩さずに技をかけ続け4-0の快勝と気持ちの良いスタートを切ることが出来ました。2回戦でもその勢いを殺さず上段突きで先制点を獲得しますが、その後相手にも得点を許し2-2の判定勝ち。3回戦は先取を相手に取られてしまいますが、その後すぐに上段突き、中段突きと技を繰り出し逆転。そのまま相手に点を譲ること無く4-1で勝利。4回戦目は国士舘の五十嵐選手に対し中段蹴りで先取を奪われてしまいますが、試合中盤近場での上段突き、相手の刻みに合わせた返しの上段突きで同点となりました。しかし、惜しくも2-2の判定負けとなり、ベスト32となりました。

【女子個人組手】

続いて、女子組手についても全日本出場メンバーに着目してご報告させていただきます。

まず初めにベスト32の白澤についてご報告致します。

3年白澤は試合序盤に上段突きで先取を獲得し、その後も攻めの姿勢を崩さず攻め続け相手に得点を許すこと無く2-0で1回戦を勝利。続く2回戦は試合中盤に相手に上段突きで先取を奪われるも残り10秒で中段蹴りを決め逆転し、2-1で勝利。3回戦は帝京大の久選手に対し相手の隙を見つつ攻撃を繰り出しますが惜しくも決まらず、0-2で敗退となりました。

続いてベスト8の千葉についてご報告致します。

1年千葉は1回戦5-0、2回戦2-0と危なげなく勝利。3回戦では開始序盤からの相手のプレッシャーに負けず上段突きで先取を獲得。その後相手に1点を許すも2-1で勝利。続く4回戦は相手の隙を見て攻撃を繰り出すもなかなか決まらず、残り15秒を切ったところで近場での上段突きを決め1-0で勝利し、準決勝進出。準決勝は駒沢大の橋本選手。試合序盤は見合う展開でしたが、試合中盤に相手に先取を取られてしまいます。その後も果敢に攻め続けますが1点を取られてしまい、0-2で敗退となりました。

以上の通り、全日本選手権へは、田中(颯)、庄山、熊谷、三川、白澤、千葉の6名が出場致します。

今大会では納得のいかない試合となった選手も多くいると思います。個々の課題と向き合ってこれからも精進して参ります。

また、今大会も多くの先輩方に応援して頂きました。部員一同感謝申し上げます。今後も法政空手部のご声援の程、宜しくお願い致します。

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