第60回東日本大学空手道選手権大会

押忍。マネージャー3年炭田です。今回は5月5日に日本武道館にて行われました、第60回東日本大学空手道選手権大会についてご報告します。

【女子団体組手】

向後芽衣(3) 千葉満利愛(2)反町ひな(2) 増森寧(2) 本條雪華(1) 久保田歩(1)

【男子団体組手】

田中颯大(4) 平賀陽大(4) 庄山晃太(3) 熊谷成将(3) 三川弦大(3) 

菊池徳大(3)髙野龍成(3) 阿部遥祐(2) 倉田大寿(1) 鈴木健太(1)

初めに女子から報告します。

初戦は東京大学です。相手選手が棄権となり先鋒:向後と中堅: 本條の対戦でした。両者とも相手に点を取らせること無く0-3、0-6で快勝しました。

続くは筑波大学戦です。先鋒:千葉、中堅:久保田、大将:反町が出場しました。ここでも3人とも余裕を見せながら相手に点を取らせず各々の得意技を繰り出し、0-8、0-6、0-6と点差をつけて快勝しました。

続くは帝京大学戦です。先鋒:向後は相手に先取を取られ、激しい攻防戦で奮闘するも惜しくも8-6で敗戦に終わりました。次鋒:本條は長いリーチを活かした素早い突で先制点をとり、1-1で勝利しました。大将:千葉は相手に先取をとられますが上段突きで取り返します。しかし結果は惜しくも2-2の先取負けとなりました。

次に男子団体組手について報告します。

一回戦目はシードのため、二回戦目からの戦いです。初戦の相手は拓殖大学です。先鋒:阿部4-2で勝利、次鋒:田中(颯)3-0で勝利、中堅:庄山も9-1で勝利、副将熊:谷2-2の先取勝ち、大将:三川は4-4の先取勝ちという五人全員が勝ち星を得る好調なスタートを切りました。

続く、3回戦目は日本大学との対戦です。

先鋒:阿部は、日大の村井に対して相手の隙を見逃さない攻撃と足払いを使って相手の体制を崩した技で点を重ね4-0で勝利。次鋒:田中(颯)は相手の突き終わりに対してすかさず上段突きをくりだし先取獲得。相手に点を返されますがもう一点取り返し2-1で勝利。中堅:庄山は素早い突きや中段、上段蹴りで大きな点数を重ねて7-0で勝利。前三つで勝ちました。

続く4回戦目は、明海大学です。

先鋒:阿部は、試合終盤相手に点を追いつかれますが一点を取り返し4-3で勝利。次鋒:田中(颯)は、相手に点を取らせることなく2-0で勝利。中堅:庄山は相手に先取を許してしまい、意地をみせ、同点まで追いつきますが点に繋がらず先取負け。副将:熊谷は突きと蹴りで点を稼ぎ、相手に点を取らせることなく5-0で勝利。いい波を運びつつ準決勝に進出。

準決勝では、国際武道大学との試合です。

先鋒:阿部は相手の機敏な動きにも冷静に対応して2-0で勝利。次鋒:田中(颯)は、試合開始1分半は互いに見合う流れとなりましたが、相手の前蹴りが決まってしまい先取と2点を取られてしまいます。その後点を追加されますが田中の猛攻により同点まで追いつきます。しかし時間切れとなり先取負けの結果となりました。中堅:庄山は試合開始直後の上段突きで先取をとり、その後上段蹴りで点を加えます。相手に2点奪われますが着実に点を重ね8-2で勝利。副将:熊谷は素早いワンツーで先取を取ります。その後、点を取り合う場面が続き同点まで追いつかれた残り6秒のところで中段突きを抜いて相手を追い越し勝利しました。ついに決勝まで進むことができました!

決勝戦は、帝京大学との対戦です。先鋒:阿部は攻めの中段突きで相手にほとんど反応させることなく先取を獲得。追加で一点を獲得後、相手に二点を許しますが試合再開直後の逆上から、続けて三点を加えます。相手の猛攻にも逃げ切り、一勝を勝ち取りました。

次鋒:田中(颯)は、互いに一歩も譲らない展開が続きます。試合時間残り40秒で相手に先取を奪われてします。その直後、相手の攻撃に合わせた中段突きが綺麗に決まり、同点に追いつきますが先取を奪われていたため気が抜けない状況です。残り1秒もないところで相手が場外に出たことで先取をなくすことができ、同点の引き分けへと繋げることができました。中堅:庄山は、序盤に庄山の攻撃に合わせた相手の中段突きで先取を奪われます。その後、相手の蹴り終わりに冷静に詰め寄り上段突きで点を奪い、続けて一点重ねて追い越します。その後、双方点を取りあう展開が続きました。三点差で勝てたと誰もが思った残り0.2秒で相手の上段蹴りが決まってしまい11-11同点の先取負けというとても悔しく惜しい結果でした。続く副将の熊谷、相手の攻撃に対して綺麗に中段突きを決め先取獲得。その直後、相手の攻撃を崩して突くという突きでの三点を獲得しました。その後も相手の猛攻にも負けず、着実に点を重ねます。決勝戦、強豪帝京大学との戦いで相手に一点も許すことなく8-0で見事に快勝しました。最後は大将三川の試合で決まると思ったなか、三川を温存したまま試合終了となりました。仮に大将が0-8で負けた結果となっても、法政の総獲得点数が25点、帝京の総得点が23点となり、獲得点数によって25-23で勝利しました。

これぞまさに、団体戦という勝ち方であり、法政大学49年ぶりの東日本優勝という結果を残すことができました。

この結果は、奇跡や偶然でもなく必然の結果だったと思います。メンバーの選手たちは、全体練習や主要練習が終わっても、各自で残って練習を行っておりました。法政大学は他の強豪とは違い、監督指導の下の全体練習が多くはありません。各個人が勝利に向かって厳しく自分を追い込んできたからこそ、今回のような素晴らしい結果に繋がったとマネ―ジャー一同感じております。本当におめでとうございます!!

また、日頃から応援、ご支援してくださっている御家族の皆様、OBOGの皆様方、沢山のご声援ありがとうございました。皆様方のおかげでこの結果に繋がりました。

これからも精進して参りますので、応援の程よろしくお願い申し上げます。

来る5月26日の関東学生空手道選手権大会では、男女ともに表彰台を法政で独占できるよう精進してまいります。

これからも、法政大学体育会空手部の応援の程よろしくお願いいたします。

押忍。

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