押忍。3年マネージャーの若山です。
今回は、10月14日に日本武道館にて行われました、第67回関東大学空手道選手権大会についてご報告させていただきます。
まず初めに、男子団体形についてご報告致します。
男子団体形出場選手は、4年笠井、福元、1年太田の三名です。
第一ラウンドで息の合ったニーパイポを演舞するも、他校の力強い演舞に圧倒され、惜しくも敗退。形選手の4年生は大学最後の演舞となりました。
続いて、団体組手についてご報告させていただきます。
今ブログでは男女とも1回戦ずつ交互に紹介していきます。
女子団体組手1回戦目、相手は横浜国立大学。
先鋒2年反町は試合開始5秒で華麗な中段突きを決め、先取を獲得。その後も相手の攻撃を見事にかわしつつタイミング良く技を繰り出し、上段蹴りも決め、6-0の快勝。絶好のスタートを切りました。
続く中堅4年白澤も試合開始から自分の技を次から次へと出し、相手に攻撃の隙を一切与えることなく強きの姿勢で中段蹴りを繰り出し、4-0と勝利。いい波が続いていきます。
この時点で2回戦進出は決まりましたが、初戦なので大将まで試合をします。
大将3年向後も前二人の波に乗って、リラックスして試合に臨みます。試合開始から相手が攻撃を繰り出して来るも落ち着いて見極め、ここだ!という時に綺麗に技を決めます。試合序盤に崩しで一本をとり、30秒もかからず6-0の快勝。さすがです。
女子団体組手は2回戦進出を決めました。👏
対して男子団体組手2回戦目(初戦)、相手は大東文化大学。
先鋒1年鈴木は、開始直後から繰り出される相手の攻撃を見事かわしつつ、フェイントで惑わせ中段突きで先取を獲得。その後上段突きを出したタイミングに合わせられ、相手にも1点を許しますが残り30秒から2点を獲得し、3-1と勝利。
続く次鋒4年田中は、足払いなどでプレッシャーをかけ続け相手が自由に技を出す隙を一切与えません。相手が技を出して体制が崩れたところを見逃さずに中段蹴りを繰り出し先取獲得。その後もプレッシャーを与え続け、3-0と勝利。
中堅3年庄山は、力強い突きで先取を獲得します。激しい攻防戦の中で相手に1点を許すも、負けじと点を取り返し、華麗な中段蹴りを決め、5-1と勝利。
この時点で3回戦進出は決まりましたが、女子同様初戦なので大将まで試合をします。
副将3年熊谷は、ワンツーを狙った隙に返されてしまい、先取を相手に許しますが、粘り強く点を狙い突きや蹴りなど自分の得意技を繰り出します。惜しくも点にはつながらず、相手に上段蹴りをもらってしまい、0-4の敗北。
大将3年菊池は開始早々から技をかけ続けますが、一歩相手の間合いに入った瞬間を読まれ、先取を許してしまいます。その後中段突き、上段突きと点を取り返し2-2の場面、タイミングぴったりの中段突きを華麗に決め、3-2の逆転勝利。
男子団体組手は、準々決勝(3回戦)進出を決めました。👏
続いて女子2回戦目、相手は防衛大学校。
先鋒1年本條は、相手の上段突きを見事に見極め返しで先取を獲得。その後も攻めの姿勢を崩しません。相手に1点を許すも、力強い突きで点を獲得し、2-1の勝利。
続く2年千葉は、攻撃を出すと見せかけて足払いをし、相手の体制を崩したところを見逃さず追い、上段突きで先取を獲得。驚くほどに綺麗な技でした。その後もフェイントや足払いで相手の体制を崩しつつも、シンプルな上段突きを入れたり緩急つけて攻撃を繰り出して行きます。中段蹴りや上段蹴りも綺麗に決めて8-0の圧勝。
女子団体組手は3回戦進出を決めました。👏
男子団体組手準々決勝(3回戦目)、相手は帝京大学。
先鋒1年鈴木は、相手に先取を取られるも、体格差のある相手に躊躇せず果敢に攻めます。その後も激しい攻防戦の中で点を獲得するも、1-2と敗北。
次鋒4年田中は、相手の蹴りや突きに対応しつつ、隙を狙うもなかなか得点につながりません。残り40秒のところで相手の突きに合わせて返し1点を獲得するも、1-1の相手先取で敗北。
続く中堅3年庄山は、相手に先取を奪われてしまうもすぐに中段蹴りで点を取り返します。お互い一歩も引かない接戦の中で確実に1つ1つ点を重ね、残り5秒の時点で5-2。一歩下がったところに中段蹴りを入れられ、最終的には5-4と僅差ではあるものの勝利し、次に繋げることができました。
副将3年菊池は、開始直後から果敢に攻め中段突きで先取を獲得。その後も隙を見て攻撃を仕掛けますが、返しなどで得点を奪われ一進一退の攻防戦となります。残り3秒で中段蹴りを見事に決め、4-3の勝利。
大将3年熊谷は、試合序盤で相手に得点をゆるしてしまい自分のペースに持ち込めないまま試合が進みます。タイミングの良い中段突きを決めるも、開いた点差をなかなか縮められず、1-7で敗北。
男子団体組手は準々決勝(3回戦)敗退、ベスト8となりました。
女子団体組手3回戦、相手は東洋大学。
先鋒3年向後は、相手の出方をうかがい攻撃のタイミングを逃さず追い続けるも、得点にはつながらず0-0の引き分け。
続く中堅2年千葉は、相手の突きにうまく対応して先取を獲得。激しい攻防戦が続くも両者ともに得点にはならず、1-0と勝利。
大将1年本條は相手とのにらみ合いが続き、相手の技に対応するも得点を得ることができず、0-0と引き分け。
女子団体組手は準決勝(4回戦)進出を果たしました。
女子団体組手準決勝(4回戦)、相手は立教大学。
先鋒2年千葉は、残り1分を切ったところから快進撃が始まります。相手がバランスを崩し倒れたところを見逃さず、1本。先取を獲得。攻めの姿勢で強気の攻撃を仕掛け続け、得点を重ねていきます。残り10秒で華麗な上段蹴りを入れ、相手に得点を許すことなく7-0と快勝。
中堅3年向後は、相手に先取を許すも攻めの姿勢を崩しません。果敢に攻撃を続け得点差を巻き返そうとしますが、うまく技が決まらず2-4と敗北。
大将1年本條は、相手にプレッシャーをかけ隙を狙おうとするも、相手に先取を奪われます。激しい攻防戦の中で必死に相手に食らいつくもなかなか点差が縮まらず、中段蹴りを入れるも5-3と敗北。
女子団体組手は準決勝(4回戦)敗退、ベスト4となりました。
今大会では、男子はベスト8、女子はベスト4という結果を残すことができましたが、目指すところはやはり優勝一択です。今大会を通して見つけた自分に足りていないところや反省点を練習を通して克服し、11月の全日本では男女ともに優勝を勝ち取ります。
今大会でも、数多くの諸先輩方や親御さんの応援の声が会場に響いていました。また、このブログで使用している写真も部員の親御さんに撮っていただいたものです。選手の輝いている場面をたくさん撮って頂きありがとうございます。
皆様の応援が直接選手の力となっています、これからも選手一同精進いたしますのでご声援の程宜しくお願い致します。