第53回関東学生空手道選手権大会(男子)

押忍。

1年マネージャーの西澤です。

今回は5月25日に開催されました、第53回関東学生空手道選手権の男子個人形・個人組手についてご報告させていただきます。
出場選手は以下の通りです。

【男子個人形】

2年 太田

【男子個人組手】

4年 庄山 三川 菊池

3年 阿部

2年 倉田 鈴木 鎌田 五十嵐

1年 佐藤 柚木 今井

男子個人形

個人形では2年太田がニーパイポを演武しました。しかし、第2ラウンドへ進出することはかなわず、悔しい結果となりました。

男子個人組手

今回はベスト16に入ったメンバーに着目してご報告させていただきます。

4年三川は、リーチの長い得意の上段突きを繰り出し4‐0で初戦を勝利。続く三回戦も相手に点を許すことなく2‐0で勝利。四回戦目はお互いにプレッシャーをかけ、見合う状態が続きましたが、得点にはつながらず0‐0の判定勝ちとなりました。続く五回戦目は先手を取りその後も自分のスタイルを変えることなく落ち着いて試合展開をし、2‐1で勝利。しかし、続く六戦目では相手に先取を許してしまい、上段突きで一点を取り返すも、攻撃を仕掛けたタイミングを狙われ、1‐2で敗退、ベスト16となりました。

4年菊池は、初戦先取を取られたもののスピード感のある上段突きで同点に並び、その後上段蹴りで点差を開き5‐1で勝利。続く三回戦は上段突きで先取し、相手に上段突きを許すも、相手のきざみに合わせた中段突きなどで得点を積み重ね、4‐1で勝利。続く四回戦は相手の隙に中段蹴り刺し得点を重ね、同点に追いつかれるも、最後に上段突きを決め、4‐3の僅差で勝利。続く五回戦は相手の隙をついた華麗な中段蹴りで先取し、終盤上段蹴りを決められるも守り抜き3‐1で勝利。続く六回戦はフェイントを多用しながら相手の隙に上段突きや、素早い中段蹴りを決めるも、相手に得点を重ねられてしまい、3‐5で敗退、ベスト16となりました。

2年鎌田は、リーチの長さを生かした上段突きで先取し、倒しで得点を重ね相手に得点されることなく6‐0で初戦を勝利。続く三回戦は得意の上段突きや返しで得点を積み重ね5‐3で勝利。続く四回戦は互いに得点を取り合う攻防戦を繰り広げ、終盤相手にカウンターで得点を取られるも4‐3という僅差で試合を勝ち取りました。続く五回戦は相手の突きに合わせた中段突きで先取し、試合展開を自分のペースに持ち込み、相手に得点されることなく3‐0で勝利。続く六回戦は正確な上段突きで先取し、相手にプレッシャーをかけながら試合を展開。相手の突きに合わせたダイナミックな倒しで得点し6‐1で勝利。続く準々決勝ではフェイントなどでプレッシャーをかけつつ技を繰り出すも相手の突きに対応することが出来ず得点につながらず0‐3で敗退、ベスト8となりました。

4年庄山は、鋭い上段突きで先取し、相手に何度か得点を許すも、素早く相手の隙を狙った中段蹴りなどで得点し6‐3で初戦を勝利。続く三回戦は前半は互いに得点にはつながらず、後半三十秒で俊敏な上段突きで先取し、その後も俊敏な上段突きで得点し2‐0で勝利。続く四回戦は素早く差し込んだ中段蹴りや相手の動きに合わせた正確な突きで得点を積み重ね7‐2で勝利。続く五回戦では動きに変化をつけながら相手を揺さぶり、正確なタイミングで上段突きや中段突きを繰り出し3‐1で勝利。続く六回戦では攻撃的な相手に対して的確に対応し、得意の上段突きで得点を積み重ね4‐2で勝利。続く準々決勝では前半、相手の様子をうかがいながらも綺麗な中段突きで先取し、相手に得点を許すことなく0‐3で勝利。続く準決勝では相手の隙を正確に狙った上段突きや中段突きなどで得点を重ね4‐1で勝利。続く決勝ではフェイントなどでプレッシャーをかけつつも、なかなか得点につながらず0‐1で敗退、準優勝となりました。

3年阿部は、相手の細かいステップに対応し華麗な上段突きで先取し、相手に得点を取られることなく1‐0で初戦を勝利。続く三回戦は上段突きで先取し、長身を生かした俊敏な上段蹴りなどで得点を重ね6‐0で勝利。続く四回戦は前半、なかなか得点につながらず相手に先取を許してしまいますが力強い上段突きで得点し積極的な試合運びにより1‐1の判定勝ち。続く五回戦は得意の上段突きやスピード感のある中段蹴りなどで得点し、相手に得点を許すことなく6‐0で勝利。続く六回戦は相手に蹴り終わりを狙われ、先取を取られるも、得意の上段突きなどで得点し5‐3で勝利。続く準々決勝は相手に先取を取られ、前半は押される形でしたが、正確な中段蹴りや上段突きなどで得点を重ね激しい攻防戦を繰り広げ5‐4の僅差で勝利。続く準決勝は得意の中段蹴りで先取し、緊張感のある試合運びのなか上段突きなどで得点し4‐0で勝利。続く決勝では前半は互いにフェイントをかけ、緊張感のある試合運びであったが、正確なタイミングの上段突きで先取し、その後も相手に得点されることなく守り抜き1‐0で勝利、待望の優勝を飾ることができました。

本年度の関東個人大会を勝ち抜き、全日本個人大会に出場が決定したのは下記の8名です。(男子の部)
庄山(4年)、菊池(4年)、三川(4年)阿部(3年)鎌田(2年)、鈴木(2年)、五十嵐(2年)、柚木(1年)


また工体連空手部から髙野(4年)、田中(4年)、今田(1年)の3名の出場も決定しています。更に女子個人組手では、向後(4年)、千葉(3年)、反町(3年)、久保田(2年)、本條(2年)、成澤(1年)、岡田(1年)の出場も決定しています。(計18名)

7月6日に行われます全日本個人大会では、各々が稽古の成果を発揮し、全員が納得できる結果となるよう、精進してまいります。今後とも法政大学体育会空手部のご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

押忍。

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