押忍。
1年マネージャーの藤田です。
今回は、10月27日に開催されました第35回空手道体重別選手権大会の女子個人組手についてご報告させていただきます。
【女子個人組手】
出場選手は以下の通りです。
4年 白澤
3年 向後
2年 反町、増森
1年 本條、久保田
今回はベスト8の成績を残しました1年久保田に着目してご報告させていただきます。
久保田は、シードであったため2回戦からとなりました。得意の足技を使いながら相手を崩し、上段突きを決め3回戦進出。3回戦目はお互いに譲らず0-0のまま残り15秒を切りましたが、残り9秒で上段突きを決め先取。そのまま逃げ切り3回戦を勝利。
続く4回戦目は投げ技で倒すなどしておりましたが点を決めきれず両者無得点のまま判定へ。3-2で判定負けとなり、ベスト8となりました。
【男子個人組手】
続いて男子個人組手についてご報告させていただきます。
出場メンバーは、
3年 菊池、熊谷、庄山、髙野、田中(我)、三川
2年 阿部、岡田、近藤
1年 五十嵐、鎌田、倉田、鈴木
以上13名です。
今回は-84kg級で優勝した阿部(2年)と、+84㎏級で優勝した鎌田(1年)について詳細にご紹介します。
阿部は2回戦目からのスタートで、2回戦、3回戦と順調に勝ち進みました。
2回戦は3-1、3回戦目では相手に得点されることなく3-0で勝利、余裕を見せます。
続く準々決勝では駒澤大学の八城と対戦。阿部の攻撃に対応され、得点を先取されます。それでも長いリーチと反応の速さで巻き返し、相手に得点を許したものの、8-2と差をつけたまま準決勝戦進出を決めました。
準決勝戦では、日本大学:坪井との対戦でした。はじめは阿部の上段突きと相手の中段突きが同時に決まります。その後は中段突きで先取すると、突き技だけでなく上段蹴りも次々と決め7-1で快勝。いよいよ決勝戦へ進出します。
決勝戦では準決勝同様日本大学の高山と対戦です。まずは先取すると攻防共に行い、次々と得点、5点のリードとなります。最後には相手の態勢を崩し、隙を狙った上段突きで得点します。本大会でも非常に安定感のある試合を見せ、6-1で2年連続の優勝を果たしました!
次に、+84㎏級の鎌田(1年)についてです。
鎌田は1回戦目からの出場です。相手に得点されることなく、6-0と秒数を残しての快勝。好調な出だしです。
2回戦目では先取され、お互いに攻撃体制が崩れませんでした。それでも3-2で勝ち進み、続く準々決勝では上段蹴りをきめて再び6-0での勝利。落ちついて試合に臨む姿が見られました。
準決勝は、帝京大学:メレディースとの対戦。ここでは、相手の攻めに合わせた上段突きで先取すると、流れをつかみます。近間での上段突きのほか、出合いの中段突き等、相手の攻撃を利用し3点まで得点を重ねました。最終的には相手の反則となり、決勝戦進出です。
決勝戦は駒澤大学:角川です。コーナーで攻撃を仕掛けますが、うまく対応され、先取を奪われます。互いに攻撃を仕掛けるも続けて得点され、緊張感が高まりました。残り1分を切ったところで鎌田が中段蹴りを仕掛け、同点に並ぶと、その後も攻めの態勢で畳みかけます。相手の態勢が崩れたところや、コーナーでの隙を狙い上段突きを決めました。得点は4-2と、見事逆転。初出場にして優勝を果たしました!
今回の大会で洗い出された各々の課題点を見直し、今後の個人戦大会においても、今回以上の結果が残るよう精進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
押忍。