第61回東日本大学空手道選手権大会

押忍。4年マネージャーの奥野です。今回は5月5日に日本武道館にて行われました、第61回東日本大学空手道選手権大会についてご報告します。

【女子団体組手】

向後芽衣(4) 千葉満利愛(3) 反町ひな(3) 本條雪華(2) 成澤美咲(1) 菊池優月(1)

【男子団体組手】

庄山晃太(4) 三川弦大(4) 菊池徳大(4) 阿部遥佑(3) 倉田大寿(2) 鈴木健太(2) 鎌田悠生(2) 佐藤麒一(1) 柚木智尋(1) 今井太一朗(1)

まずは、女子団体組手について報告いたします。

女子はシード権を獲得していたため、初戦となる第2回戦では愛知大学と戦いました。

先鋒向後(4年)は、相手に得点を入れる隙を与えず3-0で勝利。中堅本條(2年)も、4-0で勝利。大将成澤(1年)は、8-0の圧勝となりました。

続いて第3回戦の相手は国際武道大学です。

先鋒千葉(3年)は、カウンター技が綺麗に決まり1-0の接戦を制した。中堅向後(4年)は接戦の末、残り1秒のところで相手にポイントを取られてしまい0-1で敗戦した。大将成澤(1年)は時間内に勝負がつかず引き分け。そして代表戦にもつれ込みました。

代表戦に出てきたのは成澤(1年)でした。代表戦においても互角の戦いを繰り広げ、勝敗は判定で決まることとなりました。その判定で見事勝利し、第4回戦への進出が決まりました。

第4回戦の相手は明海大学です。

先鋒千葉(3年)は、多様な技を繰り広げるも勝敗がつかず引き分けに。中堅成澤(1年)は、投げ技など積極的に繰り広げるも、こちらも引き分けに。勝敗は大将本條(2年)に任されました。本條(2年)は、攻めの姿勢の連続技でポイントを獲得。1-0で見事勝利し、第5回戦へ進出が決まりました。

第5回戦の相手は帝京大学です。

先鋒本條(2年)はきざみ突きで先取ポイントを取り、相手にカウンター技で取られる、を繰り返すも、3-5で敗戦を期しました。中堅成澤(1年)は、相手の出会い頭の技をもらってしまい4-0で敗戦。

悔しい試合はあったものの、第3位という好成績を収めることができました。

続いて男子団体組手について報告いたします。

男子も女子と同じくシード権を獲得していたため、第2回戦からとなります。

第2回戦の相手は福井大学です。

先鋒今井(1年)は、身長を活かした技で3-0で勝利。次鋒の三川(4年)は、長い腕を活かした得意のカウンターでポイントを積み重ね5-0で勝利。中堅の柚木(1年)は、初出場にも関わらず堂々とした組手で、スピード感のある技を繰り広げ6-0で勝利し、早くも第3回戦への切符を勝ち取りました。

第3回戦の相手は、拓殖大学です。

先鋒庄山(4年)は、攻めの姿勢を崩さず、スピード感のある技で4-1で勝利。次鋒の佐藤(1年)は、きざみ突きでポイントを重ね4-1で勝利。中堅の阿部(3年)は、カウンターや中段蹴りなど多彩な技を繰り広げ3-2の接戦を勝利しました。

第4回戦の相手は、国士舘大学です。

先鋒の庄山(4年)は、合わせの上段突きや攻めの連続技を繰り広げ4-2で勝利。次鋒の菊池(4年)は、中段突きで先取を取るも相手に蹴りなどを入れられ点差が開いてしまう。その後中段蹴りで取り返すも届かず3-6で敗戦を期しました。中堅の阿部(3年)は、腕の長さを活かした返し技や上段蹴りで6-1で勝利。副将の佐藤(1年)は、多様な技を仕掛けるも0-0で引き分けに。大将の三川(4年)は、相手を引き込んでからの返し技が光り9-3と大量得点の末勝利しました。

第5回戦の相手は駒澤大学です。

先鋒の阿部(3年)は、崩しからの上段突きで一本を獲得すると、その後も調子良くポイントを取り7-0で勝利。次鋒の菊池(4年)は、先取こそ取られるも、合わせの中段突きが冴え、5-2で勝利。中堅の庄山(4年)は、序盤調子よくポイントを重ねるも、終盤になり相手の技も冴え始め、7-8の僅差で敗戦を期しました。副将の三川(4年)は、第4回戦同様カウンターの技を狙うもなかなかポイントに繋がらず、1-3で敗戦。大将の佐藤(1年)は、合わせの上段突きで先取を取るも、相手の技も速く、2-3の僅差で敗戦してしまいました。

前回大会のように優勝は叶いませんでしたが、女子同様第3位という好成績を収めることができました。

選手たちは今期主将庄山(4年)を筆頭に、チームとしての行動や姿勢を意識して試合に挑んでいました。一空手選手として部員一人ひとりが自身を律する姿は、日頃から練習後に必ずミーティングを行っているところにも感じられました。お互いに意見を出し合い、コツコツとチームワークを築き上げていることでチーム全体の結束力が高まり、男女共にこのような結果を収めることができました。

そして今回の結果に満足せず、関東学生大会や全日本大会でも良い成績を収められるように精進して参ります。

また、今大会も多くの先輩方が応援に来てくださいました。部員一同感謝申し上げます。今後も法大空手部のご声援の程、宜しくお願い致します。

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