押忍、マネージャー4年の中川原です。
10月30日に日野市ふれあいホールにて行われました第33回関東学生体重別空手道選手権大会について報告致します。
出場選手は以下の通りです。
【男子組手】
-67kg 佐々木、佐藤、庄山、田中(我)、陶山
-75kg 松崎、山口、平賀、髙野、菊池
-84kg 田中(颯)、加藤、小野、熊谷、三川
【女子組手】
-50kg 白澤
-55kg 向後
【試合の様子】
今回は3年の山口、2年の田中(颯)に注目して報告致します。
まず-75kg級の山口(3年)です。初戦は4-0で勝利し、シードからのスタートのため3回戦進出。3回戦の相手は日大の川島選手。序盤は相手に攻められますが、技を見切り中段突きを決めて先取。そのまま追加で2点連取し3-0で勝利、4回戦へ進みます。
4回戦の相手は明海大学の中西選手。先取を取られますが中段、上段突きを取り返し同点に追いつきます。しかし後半は相手の流れを止められず、一点を取り返しますが、結果は3-4で敗北、ベスト16という結果となりました。
次に-84kg 級出場の田中(颯)(2年)です。1回戦目は5-0、2回戦目は4-1と危なげなく勝利し3回戦に進出。
3回戦は帝京大の茂木選手。序盤は見合う展開でしたが、試合中盤で上段突きが決まり先取、リードを奪います。しかし試合終了間近に上段突きを決められてしまい、選手取消しもあり判定となります。結果は3-2で判定勝ち、4回戦進出となりました。
4回戦の相手は日体大の関根選手。試合開始からお互い慎重に試合を進めていき、相手の隙をみて攻撃を繰り出しますが、惜しくも決まらず判定へ。結果は2-3で判定負け、ベスト8という結果になりました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今大会で監督を務めて下さった古屋先輩にコメントをいただきました。
1、今回の結果を受けての評価
→ 勝てる試合を落としている選手が多かったのが残念。先取を取った時は有利な状況を考慮しての組み立てが必要。試合中、状況次第で思考の切り替えができれば有利に試合を進められると思う。また、離れぎわの攻防で失点をせず加点していかなくてはいけない。
2本目の旗が上がらず得点できていないのは技の弱さと見せ方の問題。
2、全日本に向けて課題点
→ どの大学が優勝してもおかしく無い状況の中、個人戦とは違う団体戦でのチームとしての戦い方を各個人が考えていく事により、勝利の確率が変わってくる。
技術と経験値はあると思うので自信とプライドを持って優勝目指して戦ってほしい。
—————————————————–
今回の個人戦では、選手それぞれが自分の課題を自覚し、これからの稽古に活かせるものになったと思います。11月20日の全日本団体戦ではチーム一丸となって優勝を目指してまいりますので、応援の程宜しくお願い致します。
失礼致します。