会員各位殿

法政大学体育会空手部拳友会
会⻑ ⽵本泰久

 この度、拳友会会⻑を拝命いたしました昭和 61 年度卒業の⽵本泰久と申します。
冒頭これまで会の発展と存続にご尽⼒をされた歴代会⻑の皆様へ敬意を称しますと共に深く感謝申し上げます。私⾃⾝微⼒ではございますが職責を尽くして参る所存です。
どうぞ先輩諸兄の⽅々におかれましてはご尽⼒を賜りますよう何卒お願い申し上げます。

 現在、法政⼤学体育会空⼿部は素晴らしい戦績を残し⻩⾦期を迎えております。岩本監督を中⼼として結束⼒や戦意が⾼まり、去る5⽉5⽇に開催されました第 60 回東⽇本⼤学空⼿道選⼿権⼤会に於いて 49 年ぶりの快挙となる優勝を飾ることができました。
選⼿はもちろんのこと、関係者各位におかれましては⽇頃から⼀⼼不乱に空⼿道に励んだ成果の賜物と⼼よりお祝い申し上げます。
常勝法政⼤学体育会空⼿部を継続していくためには、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という⾔葉通り、これまで諸先輩⽅が築いてこられた「伝統」や「⽂化」を重んじ、⾃分の経験に留まらず先⼈の経験=「歴史」から学ぶことで多くの経験を⾝につけ、真の“つよさ”とは何かを追求していくことだと思います。私⾃⾝も「空⼿道」を通じ、⾝体的強さのみならず、礼儀正しさや謙虚さ、他⼈への配慮など精神的な要素や、正しい⾏動習慣や⽣活習慣、そして継続的な練習による⾃⼰信頼⼼など技術⾯以外の空⼿道の基礎となる重要な要素を学んでまいりました。
会⻑として託していただきました期間、これからもこれまでの理念を基に組織として末⻑く存続していくため、会の発展と会員皆様の結びつきを深める努⼒を惜しまず、虚⼼坦懐に物事を判断し、変わりゆく時代に合った運営を進めて参ります。

 今後ともご⽀援とご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
結びになりますが、会員皆さまのご健勝と拳友会の今後益々の発展を祈念いたしまして
⼀⾔ご挨拶といたします。

令和6年4月

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